里帰り分娩について(2)
当院で健診を受けて他の都道府県へ里帰りされるかた
しばらく『当院以外で分娩される方の妊婦健診』はお断りしていましたが、要望があまりにも多いので
再開することにしました。
しかしながらあくまでも当院は持てる最大限の力を使って『当院でお産される方』をサポートしたいと考えています。
そのため『当院以外で分娩される方』には制限を加えさせていただきますので、それを御理解の上受診するようお願いします。
次の注意をよく読んで、必ず守ってください。
- 土曜日・日曜日の妊婦健診はお断りします。
もちろん異常な症状があって妊婦健診とは別に受診が必要な場合はお断りしません。
- 分娩する医療機関への予約はあらかじめとっておいてください。
- 妊婦健診料は当院分娩希望の方とは別料金を設定しています。
当院分娩希望と言っておきながら、転院希望に変更になった場合は理由のいかんを問わず、
初回健診までさかのぼって健診料の不足分を精算させていただきます。
里帰り希望から当院分娩へ変更になった場合は、初回健診までさかのぼって精算しますが、
超過徴収分は分娩入院時の入院料の割引の形で相殺させていただきます。
- 外来診療時間内でも分娩や手術があると、外来が中断・終了する場合があることをご承知おきください。
- 当院での妊婦健診は妊娠30週までです。
分娩する医療機関で転院はもっと遅くて良いと言われてもそれはダメです。
逆にもっと早く転院するように言われている場合はその指示に従ってください。
健診経過から早産の兆候がある場合には早く里帰りするように指示する場合があります。その指示には必ず
従っていただきます。
- 当院で健診を受けている間は、全面的に当院の指示に従っていただきます。
異常な症状がある場合には、当院で診断の上、適切に対処します。
- 当院開催の母親学級は受講できません。
福祉保健センターの母親学級を受講してください。
- 紹介状は最後の健診の日に書いてお渡しします。
最後の健診までの中間では紹介状・報告書は書きません。
(検査のデータはお渡ししてありますし、健診経過は母子手帳をみればわかります。)
どうしても中間に紹介状が必要ということであれば、お渡しまで3日間程度の時間をいただきます。
(最終健診日には紹介連絡状はその場で書いてお渡しします。)
- 紹介状をお渡ししたらその日で当院の責任分担は終了です。
それ以降里帰りするまでの間に何か異常が生じても当院は関知しません。
最後の健診が済んだらその日のうちにでも里帰りするような予定を立てておいてください。
里帰りをしたらすぐ分娩する病院を受診してください。
- 当院開催の産後のイベントには参加できません。
以上、ずいぶんきびしい制限と感じるかもしれません。しかしこれは過去にあった苦い経験から決めざるを得なくなったことです。
御理解のうえ御協力お願いします。
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