里帰り分娩について(1)
他の都道府県から里帰りして当院で分娩されるかた
<横浜(戸塚近辺)に実家があり里帰りをして当院でお産される方>
次の注意をよく読んで、必ず守ってください。
- 現在すんでいる所で、信頼できる産科の先生を見つけてください。
- 分娩予定日を正確に診断してもらってください。
最終月経から算出する方法だけでなく、妊娠8〜9週頃に腟の方から見る超音波検査(経膣超音波検査)
で、赤ちゃんの大きさから診断する方法が望ましいです。
- 予定日が決まって、里帰り分娩をすることに決めたらできるだけ早く電話で当院の分娩予約を取ってください。
予約が遅れると、お受けできない可能性があります。
しかし里帰りするかどうか迷っているうちはまだ予約はしないでください。予約を入れてから
キャンセルすると他の方にも迷惑をかけることになります。
- 里帰り転院するまで、地元の先生に妊婦健診をしてもらってください。
早産の兆候があれば早めに帰るように指示されることもあります。
経過に異常があったり、お母さんに合併症がある場合には地元の大きな病院でのお産が勧められることも
あるかもしれません。
いずれにしても地元の先生の意見をよく聞いてください。
- 地元の保健所で母親学級の受講の機会があればできるだけ受講してください。
初めてのお産の方は当院に転院してからも、当院開催の母親学級に参加していただきます。
しかしそれまで何も勉強をしていないというのは困ります。
- 妊娠30週になったら里帰りしてください。
それまでの経過と検査データをもらっておいてください。
遅くとも妊娠32週からの健診は当院で受けてください。
実家に帰ったら、分娩後の1ヶ月健診まで自宅に戻ってはいけません。
- 里帰りをして、通常の診療時間に当院を初診した時点から当院の責任分担は開始です。
里帰りしたら、前回の妊婦健診から間があいていなくてもできるだけ早く受診をしてください。
通常の診療時間に初診しないまま、急に夜間・休診日に診療を求められても診療をお断りすることがあります。
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